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残照 Remnants Awaiting Tomorrow / No.18 菓子 京子/どあ*
¥1,700
積み重ねられたおびただしい数の自転車。 運転手のいない錆びたバス。 並ぶドラム缶。 菓子氏が写したのは廃棄物ではなく、流れた時間なのだと思った。 ----------------------------------- あの町に帰るたびに、 あの頃の景色は消え、 広がるのは廃棄物の山だった。 役目を終えたものたちが、 光を失い切れずに眠っていた。 過去と未来が折り重なるように。 A5サイズ 48ページ 1,700円
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記憶の棲家 / Where Memories Reside / No.18 菓子 京子/どあ*
¥1,800
菓子氏によると、「団地は記憶のかたまり」らしい。 確かに我々大人の世代なら、自分が住んでいなくても、クラスの誰かが住んでいた。 誰かの家に遊びに行ったことがある、そんな子どもの頃の記憶が呼び起こされるのだろうか。 記憶の琴線に触れる、団地。 こんなにも心を揺さぶられるものなのだ、とページをめくりながら思った。 ----------------------------------- 団地は、記憶のかたまり。 コンクリートに刻まれた時間、誰かの暮らしの痕跡。 規則正しく並んだベランダ。 人々が行き交う階段の踊り場。 子供たちの声が響く団地内の公園。 暮らしたことなどないのに、懐かしさが込み上げてくる。 あの頃から、あの頃のような四角い建物に不思議と惹かれていた。 時を重ね、間もなくその役目を終えようとしている近所の団地。 かつての記憶のかたまりは、容赦なく姿を変えていく。 変わっていく景色の中で、自分だけが取り残されるような気がした。 A5サイズ 64ページ 1,800円
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かりそめ / No.18 菓子 京子/どあ*
¥1,000
SOLD OUT
近所の住宅街の一角の空き地が、にわかのお花畑に。 ナズナやムラサキハナナ、カモミールまでもが咲き乱れ、癒しのスポットになっている。 今はもう見られない美しい野草たちの姿を1冊にまとめている。 カモミール畑が時系列で変わっていっているのがおもしろい。 15×15cm 51ページ 1,000円
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Tokyo Fantasy / No.18 菓子 京子/どあ*
¥4,000
SOLD OUT
さまざまな光があふれている街、東京。 この街のきらめきが、この1冊に凝縮されている。 カメラさえあれば、東京の街がファンタジックに輝きだすのだと気づかされる。 20.4×14.2cm 20ページ 4000円
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border~猫が苦手な私が撮る猫~ / No.18 菓子 京子/どあ*
¥700
意外にも猫が苦手。でも写真は撮りたい。 猫と自分の境界線(=border)が少しずつ縮まってきている、ような気がする(笑) つかず離れず、の関係性が見えてくるような、猫の本。 15×15cm 24ページ 700円
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♡いつもそばに世田谷線♡ / No.18 菓子 京子/どあ*
¥500
世田谷線は、世田谷区の東部を縦断する地域密着の路線で、三軒茶屋から下高井戸まで約5km、10駅を結んでいる。 東京では東京さくらトラム(都電荒川線)とともに残る数少ない路面電車で、レトロな雰囲気が魅力の一つ。 沿線には豪徳寺や松陰神社などの名所旧跡、世田谷区役所をはじめとした行政施設が集まっている。(東急サイトより抜粋) 菓子氏のフィールドワークとも呼べる、世田谷線巡りの写真散歩。 ページをめくっていると、世田谷線のそばに暮らす人々の暮らしが透けて見える。 それだけ、世田谷線が皆に愛される地域密着の路線なのだと感じる。 世田谷線写真家、と名乗ってもよいかもしれない(笑) 15×15cm 22ページ 500円