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瞬き2 ワンパト / No.15 木全 裕美
¥1,200
「突然のコロナ状況、花見で集えない春がやってきました。 桜は変わらずきれいに花をつけていましたが、 3/29季節外れのの雪か降り積もり、氷漬けとなりました。 この後、異例の事態は続くことになります。 そんなコロナ渦、 愛犬のいちと姪っ子を見つめながら、過ごした日々を綴ります。」 買ってもらったキャメル色のランドセルを背負えないまま、小学1年生になった姪っ子のめーたん。 ようやく入学式が行われ、普通に登校できるようになったのはGW明け。 木全氏は、ずっと愛犬・いちと姪っ子・めーたんを側で見つめ続け、写真におさめ、zineを作り続けている。 成長していくめーたんと、その成長を見守るいち。(と木全氏) 何気ない日々が本当に愛おしい。 いちとめーたんの日々が、いつまでも変わらず続いていくことを祈りたくなる1冊。 A5スクエア48ページ 1,200円
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2020 / No.15 木全 裕美
¥1,000
2020年という年は、稀有な1年だったと思う。おそらく誰に質問しても、皆同じように答えるだろう。今年は本当にいつもと違う、特別な年だったと。 けれども、感染症の流行という時事はあれど、見ている景色は違うのだろうか。 木全氏のこの1冊を眺めていると、いつもと違う毎日のようでいて、日々過ごす時間と見ているものは何も変わらない。そう思えてくる。そして、そう思えることに勇気をもらえる。 変わることと変わらないこと。 世間に翻弄されず、1歩ずつ歩いていけばいい。そんな風に思える1冊だ。 ------------------------------- (木全氏コメントより抜粋) 世の中が突然STOPしてしまった様な出来事が起こりました。 --中略-- これからどうなるのだろう?? その答えは誰にもわかりません。 GWの休日、ふと外を見やると、ベランダの植物は春の花を咲かせていて、前日の雨つぶと共にまぶしく光っていました。 それから、、、 「ああ、季節は廻っているんだ。自然は止まることなく生きている。」 「何も変わっていないじゃないか。」 そう、強く感じたのでした。 それから、少しずつ撮れるときにシャッターを切っていきました。 私自身の2020年としてまとめたのが、このたびの作品です。 ファインダーを通して見ている私の景色も、変わることがなかったのだと安堵しながら。 15×15cm、34ページ 1000円