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When she gets butterflies in her stomach - 彼女のお腹に蝶が飛ぶとき - / No.38 岩本 美和子
¥3,600
夢の中で空を飛んでいる、 水の上を歩いている、 お腹がふわふわするあの感じの頼りなさ、心もとなさが迫ってきた。 “彼女のお腹に蝶が飛ぶ” 浮遊する感情をコントロールできないのは大人になり切れていない少女だからかもしれない。 ------------------------------------- 彼女のお腹に蝶が飛ぶ 例えば女の子が彼に会う前にざわざわする不安な騒めき 少女から大人になる過程 そんな揺れ動く感情が作品のテーマです それは真っ直ぐであり続けようとする理性と、揺らいでしまいそうになる本能が必死にせめぎ合う様子で 浮遊する感情は自由ではなく、支点から吊るされ揺れを繰り返すような振り子の様に何かに支配されている様な気がします *butterflies in the stomach=体の中で感じる緊張や期待からくる、そわそわして落ち着かない気持ちを表す表現です 220×165mm コデックス装 64p
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Being | 午後4時の風 / No.38 岩本 美和子
¥2,200
午後4時。1日のはじまりと終わりのちょうど中間にある時間。 もうすぐ1日を終え、明日を思うこの時間を、写真でなぞるような作品。 ---------------------------------------------- 2020年、これまで当たり前だった日常が「変わること」を求められた。 閉ざされた家の中、時間はゆっくりと流れた。 朝目覚めて、風通しを良くするために窓を開ける。 鏡の中の自分と丁寧に向き合い、大ぶりのピアスをする。 部屋の整理をすると、今の私よりもずっと若い頃の母の写真に出会う。私の知らない彼女の笑顔。 休校になった娘たちの笑い声。16歳のペディキュアは刺激的。 水槽の中でたゆたう金魚を眺めていると、この閉塞から自由になれる気がした。 夕暮れ時、雨上がりの光と風は心地よく、間もなく1日を終えられることに安堵する。 「閉」と「解放」が一体となった気怠く満ち足りた時間帯。 私たちは呼吸し続けている。 これは、小さな箱の中の物語をアンバー色のレンズで覗いた幻燈です。 *Being=あること、居ること、存在すること 16×21.2cm 39ページ 2,200円
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UTAKATA -vol.2 / No.38 岩本 美和子
¥1,100
UTAKATAの第2集。第1集と同じく、岩本氏の思いが写真とともに詩で表現されている。 「善い心も、そうでない心も 綺麗なものも、そうでないものも」 清濁併せのみながら、岩本氏も私たちも、生きていく。 ------------------------------- UTAKATA - 夢と現実の狭間で 人は不惑というけれど、時おり時間が過ぎていく “早さ” を感じる瞬間がある。 目紛しく変化する日々の中で、大事なことを見過ごしてる焦燥感。 そんな時、私は身の廻りの「あたり前の風景」や「日常」を見据えるようになりました。 自然の摂理の中で、人は無力で人としての営みを繰り返しているという感覚さえ覚える。 そこに懸命に生きている人を美しく、また愛おしく思うのです。 - - - 詩を書くのは、心が揺れ動いた時、忘れないよう書き留めておきたくて 善い心も、そうでない心も 綺麗なものも、そうでないものも 言葉に置き換えることで、自由になれることを楽しみながら 自分のための言葉だけど、どこかの誰かに届くことがあれば幸せです *自由詩 15編 A5 32ページ 1,100円
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UTAKATA / No.38 岩本 美和子
¥1,100
吐き出すように綴られた少し毒っ気のある言葉たちに、メロディーのような写真が寄り添っている。 聴覚ではなく、視覚で歌を聞いているような写真詩集。 ------------------------------- UTAKATA - 夢と現実の狭間で 人は不惑というけれど、時おり時間が過ぎていく “早さ” を感じる瞬間がある。 目紛しく変化する日々の中で、大事なことを見過ごしてる焦燥感。 そんな時、私は身の廻りの「あたり前の風景」や「日常」を見据えるようになりました。 自然の摂理の中で、人は無力で人としての営みを繰り返しているという感覚さえ覚える。 そこに懸命に生きている人を美しく、また愛おしく思うのです。 - - - 詩を書くのは、心が揺れ動いた時、忘れないよう書き留めておきたくて 善い心も、そうでない心も 綺麗なものも、そうでないものも 言葉に置き換えることで、自由になれることを楽しみながら 自分のための言葉だけど、どこかの誰かに届くことがあれば幸せです *自由詩 15編 A5 32ページ 1,100円