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CURVE / No.33 MINEO YOSHIDA
¥2,000
”土が語ること”をテーマに、”草と土”、”樹木”、”人間”、”日々と光”の4つのカテゴリーにスポットをあてた1冊。吉田氏の力強い1枚1枚が、カタログのようにおさめられている。 ざらりとした手触りを感じる写真が多く、それらはまさしく土そのもののようだ。 18×24cm 114ページ 2,000円
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TOKYO MONO GRAPHICS / No.33 MINEO YOSHIDA
¥2,000
東京という街が、ひたすらモノクロフィルムで切り取られた1冊。 ダイナミックに切り取られた構図、生き生きとした動き、色はないのに、いや色がないモノクロの世界だからこそ、圧倒的なパワーをもって迫ってくる世界観。 This is TOKYO.そう紹介したくなる1冊。 18×24cm 108ページ 2,000円
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イコンタとコニカ / No.33 MINEO YOSHIDA
¥1,500
SOLD OUT
YOSHIDA氏の祖父の遺品であるイコンタというカメラと、父の遺品であるコニカのフィルムで撮った写真を一冊にまとめたzine。 これはきっと、YOSHIDA氏は自分のために作った一冊なのだろうと思う。 最後のページに登場する、お父上が撮られたお手本のモノクロ写真が、なんとも切ない。 ------------------------------- 祖父の遺品のイコンタというカメラ。 戦時中、戦場で記録写真を撮っていたらしいけど、見せてもらったことはない。 祖父から戦争の話を聞いたことは一度もなかった。僕だけではなく、誰にも一度も話さなかったらしい。 そんな祖父が亡くなる前日、モルヒネの副作用からか、祖父は戦争の話ばかりしていた。みんな涙が止まらなかった。 そんな祖父の残したイコンタというカメラ。 父はこのカメラで祖父の墓を撮っていた。 父がこのカメラで撮った写真はおそらくこの1枚だけ。 その後、僕は一度だけこのカメラを借りて娘のピアノの発表会の写真を撮った。 父が使い方を教えてくれた。その時撮った写真の中で成功したのは父がお手本で撮った1枚だけ。 その他はすべて失敗。ピンボケと露出ミスばかり。 久々に父が凄いと思った。 そしてそのイコンタというカメラ。 先日、父の遺品となって僕の手元にやってきた。 イコンタと一緒に置いてあった、Konicaの160PSというフィルム。 2004年で期限切れのカラーフィルムだ。 父が祖父の墓の写真を撮った時に一緒に買ったフィルムだろう。 僕はこのフィルムをイコンタに詰めた。 そして、父が暮らした家の近所を軸に、僕の友達と母と兄を撮ってみた。 フィルム一本で1枚の超長い写真。 ------------------------------- 20×20cm 21ページ 1,500円
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TOKYO COLOR CHROME / No.33 MINEO YOSHIDA
¥1,500
モノクロームではなく、カラークローム。タイトルの通り、随所に色を感じる作品だ。ISSUE001の撮影地は渋谷、銀座、池袋。映り込みと多重露光を駆使し、YOSHIDA氏の独特のカラー・アイで東京の街がカラフルに削り取られている。記憶の波が押し寄せてくるような、力強さを持ったzine。 ISSUE001ということは、続編が出るのだろうか。期待したい。 18×24cm 72ページ 1,500円
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COEXIST / No.33 MINEO YOSHIDA
¥1,500
COEXIST = 共に存在するということ 粒状感という言葉がよくモノクロ写真で取り沙汰されるが、YOSHIDA氏の作品はまさにそれだ。冒頭はサングラスに映り込む街並みの写真から始まり、コントラストの高い、強烈なモノクロの写真に圧倒される。 最初は海、雪、草原や木などといった自然界の被写体が続き、ページをめくっていくと鉄塔や電信柱、ビル、駅、居酒屋、看板などといった人間社会の象徴的な被写体とが次々とあらわれる。これらは一見アンバランスなようでいて、タイトルをもう一度見ると、実は釣り合いが取れているということに納得する。この両者は言い換えれば相反する存在だが、それでもこの地球上に共に存在しているものたちだということだ。自然と人工、もしかしたらカラー写真だと違和感があるページ組かもしれないが、YOSHIDA氏の力強いモノクロ写真がそれらをうまくまとめ上げている。 19.5×13.5cm 80ページ 1,500円