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GLEAM / No.60 風間玲子
¥3,300
仄かな明かりを求めて美しい洋館をさまよう。 どの写真にも人の気配が漂い、ここに住まう精霊を追いかけているような気持ちになる。 気品と静謐を感じる写真集。 ------------------------- 仄暗い古い館には かすかな光が似合う 周りを包む幾重もの闇に 湿り気を帯びた様々な気配を感じる 愛しさ、悲しみ、喜び、後悔 記憶のかけらは混じり合い いつしか 透明になってゆく 197×225mm 64ページ 3,300円
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なんだかわからない。わかるときもある。 / No.55 rieky
¥700
ハンドサイズの小さなブック。 なんだかわからない。わかるときもある。のタイトルを目にしながらページをめくる。 フィルムで映し出されたrieky氏の被写体に対する視点がおもしろい。 これは〇〇かな、これは・・・?と考えながら写真を見られる楽しい1冊。 A6サイズ 22ページ 700円
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海炭市 記憶の残像 / No.37 Hiroshi ISHIZAWA
¥1,800
”ぼくらもこの街の叙景になる。” 冒頭の一文が印象的だ。 テレビのブラウン管を通じて映し出される走査線。街の記憶が、過去と未来、虚構と現実の中で明滅する。 ------------------------------------- 「海炭市」は、佐藤泰志の小説「海炭市叙景」の舞台となった海に囲まれた架空の地方都市。モデルは著者の、また石澤氏の故郷である北海道函館市。 これは、ブラウン管の映像のように明滅するこの街の記憶。 A5サイズ 48ページ 1800円
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彼方 / No.59 玉理 惟皓
¥1,500
どこを撮ったわけでも、どれを撮ったわけでもない。 撮る側と撮られる側の、心地よい距離感。 何気ない風景、つい忘れてしまいそうなシーンを、1枚1枚栞をつけるように撮り続けた作品。 A5サイズ 平綴じ 20ページ 1,500円
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旅と山と、vol.5 / No.6 saorin
¥1,000
※旅と山と、シリーズはホチキスの仕様がアイレット綴じに変更になりました! 旅と山の写真案内サイト「畔の窓」のアナログ版小冊子「旅と山と、」です。 畔の窓→http://mado.fotori.net/ 2025年3月、3年ぶりの最新号です! 旅と山と、vol.6は、フランスの蚤の市特集と、立山。 南仏のリル・シュル・ラ・ソルグと、パリのクリニャンクール、ヴァンヴなど、フランスの素敵な蚤の市をたっぷりとお届けします。 また、立山は「爆風霊峰」のコラムを収録。 毎号のレギュラー連載、今日の山ごはん、手ぬぐいコレクション、心の山小屋など、旅と山好きな人にぜひ手に取ってもらいたいシリーズです。 B6サイズ、42p
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浜さ / No.27 小池貴之 (Kino Koike)
¥1,500
「浜さ行ってくる。」 小池氏が、子どもの頃にそう言って通っていた近くの浜辺。 数十年経っても記憶は変わらない。 その故郷の海から作った塩で感光紙を作り、浜の記憶を閉じこめた作品。 鶏卵紙プリントの独特のセピアカラーが琴線に触れる。 A4変型 21×21cm 32ページ 1,500円
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帰郷 / No.57 小宮 英基
¥1,000
小宮氏の記憶そのもののような、白黒フィルムに焼きつけられた懐かしい光景。 親しい誰かに手紙をしたためているようなエッセイと、柔らかなタッチの水彩画と。 ノスタルジーを強くかきたてられる一冊。 B5(182×257mm)36ページ 1,000円
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白からのメッセージ / No.52 PIKO
¥1,000
-心をひらいて。 -揺蕩うから折れない。 -変わらずそこにあること。 -恵みに気づく。 その時開いたページにはどんな写真と言葉が刻まれているだろうか。 ビブリオマンシーフォトブック。 おみくじ感覚でページを開いて、写真とメッセージを受け取っていただく本。 白からのメッセージを今日も受け取ろう。 167×167mm 40p 1,000円
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NEW VIEW / No.52 PIKO
¥1,800
違う自分の連続の中 ひとつだけを 感じてみる そうして どこかへ還ると みえてくる またみえなくなったら ここへ来る ----------------------------------------------------- 聴覚を制限した状態(耳栓をする)で鑑賞するという写真展で制作されたzine。 日常で無碍にしていた「感覚」に敏感になり、自分に還る。 自然の摂理から自らの回帰を表現した作品。 257×182 B5サイズ 48p 1,800円
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ひびこれ ~日々是気付~ / No.53 ナカムラミホ / ちゅん子
¥500
SOLD OUT
これを撮っている、とか、こんな感じのテーマ、と説明するのが難しい。 写っているのは花だったり瓶だったり、木だったり鳥だったりするのだが、 そこにある被写体そのものに意味はない気がする。 ナカムラ氏の世界に対する疑問が映し出されているかのよう。 148×148mm 52ページ 500円
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接ぐ(はぐ) / No.40 さやか
¥2,500
無限と有限のはざまで 選び取った欠片たち 色とりどりの布をパッチワークした時の感覚から 着想した本シリーズ「接ぐ(はぐ)」 写真というのもに求めているのは「自由」や「組み合わせの楽しさ」 そして「もがき」もひっくるめた今の作品です ------------------------------- 「接ぐ(はぐ)」という言葉の響きが、この作品の不思議な世界観に溶け込んでいる。 花々の美しい断片を組み合わせて形にしていく。 それは、単語を紡いで言葉を繋げることにも似ている。 組み合わせて作り上げることで生まれる作品たち。 21×21cm 28p 2,500円
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La neige / No.39 tocolier
¥2,600
SOLD OUT
全てフィルムで撮って手焼きされたモノクロの雪景色。 ふわふわした雪の質感と、プリントされた和紙の質感とがリンクしている。 「Monts et Nuages」と同じく、和紙ならではの手触り、1枚ずつ水切りして作るふわっとした縁、穴あけ糸綴じされた製本など、手製ならではのあたたかみを感じる1冊。 128×148mm 28p 2,600円
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Monts et Nuages / No.39 tocolier
¥2,600
「Monts et Nuages」は仏語で「山と雲」。 北アルプスの山の風や雲などの息吹が、ふんわりした厚めの和紙に刷られている。 和紙特有のふわふわした縁(=”耳”)を手作業であえて出している、手作りならではのzine。 128×148mm 28p 2,600円
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お散歩日和 / No.25 石綿 葉子
¥1,000
今日もあしたも 日々のかけらを拾い集める バッグのなかには いつでもカメラを入れて 毎日がお散歩日和 -------------------------------- 道端に生える草、停められた自転車、フェンスに置き忘れられたビニール傘。 何でもないからこそ、心に残る日々のかけらたち。 A5サイズ 32p 1,000円
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CYCLE / No.21 tomohan
¥1,650
Spring of encounter Autumn of farewell think about a half-year life of Ginkgo Leaves ------------------------------- “Ginkgo Leaves” = 銀杏 銀杏の小さな芽吹きから、蝶のような葉になり色づいて散ってなくなるまでの半年。 銀杏のCYCLEが、トレーシングペーパー、タイプライターで綴られた文字で繊細にまとめられている。 13×19cm 12p 1,650円
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日々お散歩 en France / No.19 小野﨑 由美子
¥600
2024年夏、小野﨑氏が訪れたフランス。 旅の中で出会った、お散歩マスターたち。 この夏パリを沸かせたオリンピックも相まって、リアルタイムの仏旅を楽しめるzine。 A5版縦、16ページ 600円
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青々 / No.19 小野﨑 由美子
¥600
幼い頃、毎夏を過ごした瀬戸内の海 盛夏の強い光に、すべてが黒く見えるほどだった 久しぶりに訪れたのは晩秋だった ひかれるように春先にも訪れた 海はやさしい青に、木々はやわらかな緑に ここでしか調合されない色に満ちていた ----------------------------------- 小野﨑氏が幼いころ過ごした瀬戸内で見つける、ノスタルジーな色たち。 色がついた思い出たちをめくる一冊。 A5版縦、16ページ 600円
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Secret garden / No.9 masa*
¥1,200
どこかでひっそりと咲く小さな花々をそっとカメラにおさめたような、 息をひそめて眺めていたくなるような写真たち。 軽やかな和紙に刷られて綴じられた、小さな1冊。 ---------------------------------------------------------- ひそかに咲く 小さな花たち わたしだけの ひみつの花園 ポストカードサイズ、12p 1,200円
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Around / No.8 金子美香
¥2,000
運動のためにカメラを持って歩いている。 運動が目的なのか撮影が目的なのかよくわからなくなっているが、 カメラがあると散歩が楽しいのだ。 不思議なことにいくらでも歩ける気になるのだ。 今回、自宅から徒歩圏内で撮った写真で構成した。 ---------------------------------------------------------- 日々のうつろいと共に、美しいと目に留まるものも変わっていく。 特別な何かがなくてもいい。いつもの道で、その日目に留まるものでよい。 身近にある小さな日々の泡を丁寧にまとめたzine。 A5スクエア 96p 2,000円
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みちくさ / No.4 moritani kazusuke
¥2,500
ふと目に留まった、道すがらのあれこれを拾い集めたような、肩の力を抜いた1冊。 ------------------------------- 178×128mm 8p 550円
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閉ざされた花園で / No.41 小林真佐子
¥1,500
東京はかつては江戸だった。 知っているようでいて知らない、江戸の名残があちこちに残る東京。 かつては江戸城大奥への出入り口だった平川門をくぐり、皇居東御苑(江戸城本丸跡)へと足を踏み入れてみると、そこはかつてたくさんの立場の女たちが生きていた大奥の世界だ。 現代の東京と、江戸の大奥。 時空を超えた感覚に陥る一冊。 21×21cm 40p 1,500円
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山をたずねて / No.54 市川恭平
¥3,850
SOLD OUT
3000m級の山々のうねるような稜線、眼下に広がる雲海、神々しいほど光り輝くご来光、吸い込まれそうな天の川の星々、かわいらしい雷鳥や季節の花、雪景色。 星を撮りたくて山に登りはじめた市川氏による、約9年間にわたる山で残したいと感じた瞬間を集めた写真集。 B5変形(175×245mm 厚さ約9mm)90ページ 3,850円
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When she gets butterflies in her stomach - 彼女のお腹に蝶が飛ぶとき - / No.38 岩本 美和子
¥3,600
夢の中で空を飛んでいる、 水の上を歩いている、 お腹がふわふわするあの感じの頼りなさ、心もとなさが迫ってきた。 “彼女のお腹に蝶が飛ぶ” 浮遊する感情をコントロールできないのは大人になり切れていない少女だからかもしれない。 ------------------------------------- 彼女のお腹に蝶が飛ぶ 例えば女の子が彼に会う前にざわざわする不安な騒めき 少女から大人になる過程 そんな揺れ動く感情が作品のテーマです それは真っ直ぐであり続けようとする理性と、揺らいでしまいそうになる本能が必死にせめぎ合う様子で 浮遊する感情は自由ではなく、支点から吊るされ揺れを繰り返すような振り子の様に何かに支配されている様な気がします *butterflies in the stomach=体の中で感じる緊張や期待からくる、そわそわして落ち着かない気持ちを表す表現です 220×165mm コデックス装 64p
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駅と駅のあいだに / No.53 ナカムラミホ / ちゅん子
¥2,000
マネキン、時計、街灯、スイッチ、鉄塔、階段、蛾・・・ 歩きながら目に映るものをスキャンするように撮られている写真たち。 「駅と駅のあいだに」見えてくる曖昧なものたちを拾い集めているよう。 A5サイズ 82ページ 2,000円