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I SAW SCENES #1 / No.37 Hiroshi ISHIZAWA
¥500
フィルム1本を詰めて、撮り下ろす。 その1本分だけで撮られた写真たちだけで構成されたシリーズ第1弾。(#1とあるので、多分) zineや写真集を作る時、今まで撮りためた作品をテーマに沿って壮大に組むのもよいけれど、最初からフィルム1本分。それだけで1冊を作る。そういう目的で写真を撮ってもよいではないか。 もっと肩の力を抜いて、撮って、1冊にまとめていい。 この1冊を眺めていると、そんな気持ちになった。 ------------------------------------- 36枚撮りフィルムをカメラに詰めて街に出る。 目に入る景色からその場で構成などを考えつつ一枚一枚シャッターを切る。 本書はそうしてフィルム1本撮り下ろしで、制作された写真集です。 テーマは「空」になりました。 A6サイズ 23ページ 500円
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東京残像 2021 - Sceneries on the tube - / No.37 Hiroshi ISHIZAWA
¥1,500
これは昭和の写真ではない。れっきとした令和の東京の写真だ。 けれども、この写真群を見たときに覚える懐かしさは一体何なのだろう。 コロナ禍で五輪を迎える東京という街を切り取った1枚1枚。ブラウン管TVで目にしたことのある走査線の効果で、現代なのか過去なのか、不思議な錯覚にとらわれる一冊。 ------------------------------- ブラウン管とは不思議なもので、表示面に照射された電子ビームそれ自体は一つの点でしかないのだが、走査線と呼ばれるその軌跡の残像を脳が補完することで、一枚の映像が浮かび上がってくる。 2021年、東京。コロナ禍の中、オリンピックは前年から延期されたが、「TOKYO 2020」の文字は街のいたるところに残されたままだった。その残像のような光景と重なるようにして、消えていく景色、そして新しく生まれる景色があった。 本作では、ブラウン管テレビ時代のスチルビデオカメラ(※)を通して街を見つめることで、これらの残像をとらえようと試みた。 見た者の脳内で走査線の隙間が補完されたとき、そこには何が浮かび上がってくるだろうか。 A5変型 96ページ 1500円
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Boundaries - Sketches of Ordinary Town - / No.37 Hiroshi ISHIZAWA
¥800
そこに映る風景に層のように重なり合ったノイズが、日常から少し歪んだ空間に連れ出されるかのよう。 電子スチルカメラ(=小型の磁気ディスクに静止画を記録するカメラ)で撮影された街は、日常と同時に存在するパラレルワールドのようだ。 ------------------------------- アナログとデジタルの狭間で、いつもの街の風景が日常の向こう側に溶けていく。 壊れた電子スチルカメラとデジタルカメラのコラボレーションで描く、日常と非日常の境界線。 A5変型 24ページ 800円
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街が輝く瞬間(とき) - Sketches of Ordinary Town - / No.37 Hiroshi ISHIZAWA
¥1,000
普段、意識しなければ通り過ぎてしまうような何気ない街の風景。 本当に何でもない景色のようでいて、けれども見た瞬間ふっと心がざわつくような、そんなシーンが淡々と石澤氏の眼差しで切り取られている。 ゆっくりと街歩きしてみようかな、そんな気持ちになる一冊。 ------------------------------- 15年余りにわたって東京、横浜、川崎などを歩き、街角で見つけた光と影の記録。普段見過ごしている何気ない風景の中に現れる美しい一瞬。 ーそんなにはやく歩くと きっと大切なものを素通りする。 よそみをせず静かにあるこう。ー ~菅原克己 大切なもの より A5変型 36ページ 1,000円
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街への扉 - Sketches of Ordinary Town - / No.37 Hiroshi ISHIZAWA
¥1,000
2020年の緊急事態宣言下で、石澤氏がとらえた街の記憶。 コロナ禍の非日常と、変わらない日常が交差する様子が、ステレオ写真(=立体写真)で表現されている。 付属の赤青眼鏡でぜひ。 ------------------------------- 2020年4月、かくいうぼくも、街への扉を探していた。 いくつものドアのひとつが、平穏な日々に通じていると固く信じて。 コロナ禍による緊急事態宣言を前にして、まだオリンピックへ向かう熱気が感じられた、日々変わりゆく、そして変わらない日常をステレオ写真でとらえた街の記憶。 A5変型 36ページ 1,000円