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Around / No.8 金子美香
¥2,000
運動のためにカメラを持って歩いている。 運動が目的なのか撮影が目的なのかよくわからなくなっているが、 カメラがあると散歩が楽しいのだ。 不思議なことにいくらでも歩ける気になるのだ。 今回、自宅から徒歩圏内で撮った写真で構成した。 ---------------------------------------------------------- 日々のうつろいと共に、美しいと目に留まるものも変わっていく。 特別な何かがなくてもいい。いつもの道で、その日目に留まるものでよい。 身近にある小さな日々の泡を丁寧にまとめたzine。 A5スクエア 96p 2,000円
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SODA / No.8 金子美香
¥1,200
紅色の百日紅、グリーンのクリームソーダ、山吹色の蝶、つきぬけるような青い空。 今年の夏がぎゅっと凝縮され、鮮やかな色をまとって目に飛び込んでくる。 まぶしい、夏の記憶を感じる1冊。 --------------------------------------------------------- 焼けつくような暑さにひまわりも天を仰ぐ クリームソーダにひとときの幸せ 2023年 夏の記憶 A5スクエア 48ページ 1,200円
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多摩川河川敷 / No.8 金子美香
¥800
SOLD OUT
金子氏のフィールド、多摩川河川敷。 野に咲く花、羽ばたく鳥、草に止まる虫、流れる川。 特別ではないけれど、ささやかな幸福を感じられる写真たち。 日々めぐる季節を感じられる1冊。 ---------------------------------------------------------- いつも多摩川河川敷まで散歩をしている。 季節によって変わる景色。 自然を身近に感じられる場所。 草花はあっという間に繁殖の範囲を広げる。 野鳥のねぐらに、人々の憩いの場に。 今日も風を感じながら歩くのが楽しみだ。 A5スクエアサイズ、36ぺージ 800円
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秋暁のねこ / No.8 金子美香
¥1,200
SOLD OUT
金子氏が、彼女のフィールド・多摩川に毎朝通い、シャッターを切った数々のシーン。 輝く水面、昇る朝日、散歩する猫、揺れる草花。 何でもない日常、通り過ぎていく日々が愛おしい。 自由に生きる猫に、自身を重ね合わせている。 ---------------------------------------------------------- 赤と青の隙間から広がる朝の眩しい光。 秋暁の景色は希望を秘めた特別な輝きに満ちる。 いつも会うねこに「おはよう」と話しかける。 自己免疫性肝炎で2021年10月中旬から11月上旬まで入院。 退院後は11月末まで自宅療養。 運動のため、毎日早朝にカメラを持って近所の多摩川まで散歩をした記録。 A5スクエアサイズ、96ぺージ 1,200円
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ふしぎな森 / No.8 金子美香
¥600
天気に誘われ、森の中を散歩していると、木の実を拾う。 すると、あら不思議。コゲラ、ツグミ、エナガ、ウグイス・・・森に住む鳥たちの言葉がわかるようになった。 コゲラはギィギィ、コツコツ ツグミはキョ キョ キョ エナガはツイッ ツイッ ウグイスはケキョ ケキョ ・・・ 耳を澄ますと、鳥たちのにぎやかなさえずりが聞こえてくる。 森と鳥たちの小さな物語が、写真と金子氏のイラストと共にかわいらしく綴られている。 CDサイズ(121×120mm)、36ページ 600円
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きらめきの記憶 / No.8 金子美香
¥1,500
SOLD OUT
まず表紙の色鮮やかさに目を奪われた。 よさこいを踊る演者たちの衣装はどれも派手で艶やかだ。衣装だけでなく、ダイナミックな体の動きや、はじけんばかりの笑顔など、金子氏がシャッターを切ったどの写真からも、踊り手たちのエネルギッシュな様が伝わってくる。 「きらめきの記憶」というタイトルにふさわしく、表紙からも、本文のページからも、よさこいのエネルギーが目に迫ってくる作品だ。 ---------------------------------------------------------- よさこいが好きだ。 みんなの笑顔とエネルギッシュなパフォーマンスに元気を貰ってきた。 楽しかったよさこいの日々を思い出す。 いつかまた会える日を願って。 A5版縦、72ページ 1,500円
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蓮に願う / No.8 金子美香
¥1,100
SOLD OUT
蓮の花は、ほかのどんな花よりも宗教的だ。 古来インドでは、蓮の花は聖なる花とされ、地母神信仰と結びつき、神聖なるものの象徴とされていた。また死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっている。 寺で蓮を見つめることは、自分の人生を見つめること。 もっとも神に近い存在の花、蓮が何か語りかけてくるかもしれない。 ---------------------------------------------------------- 苦境や困難は 乗り越えるためにあると 仏教の教え 蓮の花を見る時間は 自分の人生を見つめているのかもしれない A5版縦、48ページ 1,100円
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流れのそばで / No.8 金子 美香
¥1,800
SOLD OUT
作者の金子氏の近所に流れている多摩川。 神奈川県民にはなじみ深い川だろう。その多摩川を上流から下流まで辿る旅を1冊にまとめている。 純粋に、上流と下流ではここまで川の表情が異なるのかと、新鮮な驚きを覚えた。 奥多摩の上流はまさに自然そのものだ。流れにも勢いがある。(そうか、今さらだが「奥多摩」の地名の語源は、多摩川の奥という意味でもあるのかとここで気づく) しかし、多摩川も人々の生活圏まで流れてくると、川の表情はがらっと変わる。河川敷の運動場や、桜並木、京急線(おそらく)の線路など、私たちになじみのあるものたちのそばに、多摩川はいつも穏やかに流れている。 川は、時には自然の脅威そのものに、私たち人間に襲い掛かる時もある。 それでも、人々は流れのそばで生き続ける。 ------------------------------------------------ 私の家の近くに多摩川が流れている。 私にはいつもの景色だが、上流と下流ではその景色はずいぶん違う。 上流の奥多摩から下流の羽田空港手前の河口まで辿ってみた。 人々は多摩川とどのように関わっているのか。 多摩川を再認識する旅。 場所は違っても、住んでいる人にとっては 私の街の川だということ。 流れのそばで生きる。 多摩川への愛情が見えてきた。 A5版縦、96ページ 1,800円
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field / No.8 金子 美香
¥900
SOLD OUT
写真を撮り始めたばかりの時、カメラのファインダーをのぞいただけで、自分の周りにある風景ひとつひとつに魔法がかかったような気がした。足元に咲いている小さな花や、くつろぐ猫、葉に止まっている虫、美しい夕焼け空。それらを撮ることで、写真の楽しさを一つずつ覚えていったことを思い出す。 2020年4月~5月、コロナによる緊急事態宣言で、写真を撮っている人たちは撮影になんらかの制限がかかっただろう。それでも、自分のフィールドでこんなにも楽しい世界が広がるのだということ、「初心に帰る」すばらしさを、この金子氏の一冊が思い出させてくれた。 A5版縦、32ページ 900円