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Andy's Photo Journey / No.10 Andy's Photo Journey
¥3,000
SOLD OUT
-そして今日も、 僕はこっそりとしまい込む。 あなたの宝石のような言葉を 秘密のオルゴール箱に。 Andy's Photo Journey- 冒頭の一文で、Andy's Photo Journeyの世界の扉が開く。 ページをめくるたびに、Andy氏の記憶と自分の体験が重なり、 彼の記憶がそのまま自分の記憶にかぶさっていく。 不思議と既視感を覚えるのは、誰もが体験したことがあるであろう故郷の思い出や、 家族との会話、旅先のできごとなど、ありふれているようでとても大切な、 心の中にもある宝石たちを、ひそやかに取り出して眺めているからかもしれない。 写真とそれにまつわるエピソードはともに絶妙なボリュームで、 写真も文章もそれぞれが主張しすぎることはない。 ページをめくるたびにショートシネマのコマが進んでいくような、物語のある1冊だ。 A5版縦・78ページ 2018年11月発行 3000円
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Tsurumi Line Trip / No.24 きいろろさとる
¥980
SOLD OUT
鶴見線という、知っている人は知っている、少々マニアックな撮影スポットをご存じだろうか。 鶴見から横浜・川崎市内の京浜工業地帯へ向かう短い路線で、昭和の雰囲気漂う無人駅・国道駅や、海の上にホームがある駅・海芝浦駅など、写真好きの心をくすぐる撮影ポイントがいくつも存在する。 きいろろさとる氏はその鶴見線を背景に、ポートレート写真を絶妙に織り交ぜながら、1冊のzineに仕上げている。写真はすべてモノクロで、鶴見線のレトロ感と相まって退廃的な雰囲気すら感じられる。 表紙のモデルの視線が印象的だ。 昔どこかに貼られていた昭和のポスターの、女優の眼差しにも似た錯覚を覚えた。 19.8×13.3cm縦 10ページ ホッチキス中綴じ
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石たちの囁き / No.5 UYUTO
¥1,600
アクセサリー作家にとって、石たちとの対話は最も重要な最初の儀式だろうと想像する。どんな形に加工するのがベストなのか、どのようなアクセサリーに生まれたがっているのか。少し大げさだが、石の声を聴ける者だけが、その石自身がなりたがっている形に生まれ変わらせる手助けができるのだと思う。 そう考えると、旅をしていて見つけるさまざまな石・・・UYUTO氏が加工する裸石ではなく、その辺に転がっている何の変哲もない石ころや、人工的に切り出された階段や、削られて地層がむきだしになった岩壁など、そんな彼らの声が聞こえてくるのも自然の道理なのだと思う。このポストカードブックを1枚1枚めくって眺めていると、この写真を撮ったとき、きっとUYUTO氏の耳は彼らの囁きをとらえたのだろうと想像する。彼らの声は小さくとも、彼女は余すところなくそれを拾い、シャッターを切り、そして自分の作品へと昇華させる。 ポストカードサイズ/16ページ 表紙付ポストカードブック
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五感が刺激された場所 / No.5 UYUTO
¥1,600
ファインダー越しの景色を自分の目に焼き付ける。時にはスマホの画面越しでシャッターを切ることもあるだろう。私たちは常に何かを見ていて、心が動いた瞬間に写真を撮る。シャッターを切るのには理由がある。なぜその写真を撮ったのか、言語化できるかどうかは別として。 我々はその被写体に何かを感じたから写真を撮るのだが、UYUTO氏はそこをアクセサリー作りにおけるインスピレーションの源にしている。シャッターを切る瞬間、その景色はそのままカメラだけでなくUYUTO氏の脳裏に焼き付けられ、それがそのまま彼女の手から生み出される美しい作品たちの礎となる。全国津々浦々、彼女はさまざまな土地を巡り歩きながら、その土地の自然が生み出すさまざまな現象、その土地に暮らす人々の営み、人口の造形美、そんなものたちを目でとらえ、シャッターを切り、そしてアクセサリーという形に昇華している。 その場所を見てなぜ彼女の心が動いたのか、そしてその景色からどのような作品が生まれてくるのか。ばらばらになっているポストカードブックだからこそ、1枚1枚めくりながら想像するのも楽しい1冊だ。 ポストカードサイズ/15ページ 表紙付ポストカードブック
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本場会員登録料
¥2,000
本場会員登録料の支払はこちらからどうぞ。 税込2,000円でその後は年間手数料はかかりません。(※ただしリアル展示の出展料、またzine作品をお預かりして代行販売する際の手数料30%を頂戴します)
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旅と山と、vol.3 / No.0 saorin
¥800
旅と山の写真案内サイト「畔の窓」のアナログ版小冊子「旅と山と、」です。 畔の窓→http://mado.fotori.net/ vol.3は、長崎の廃墟の島・池島と、雪の丹沢山特集、そしてサブテーマは猫です。 池島や尾道の猫たちが登場!猫好きにぜひ手に取ってもらいたいです^^ 前作2冊から結構間が空いてしまい、内容的にやや旬を失ってしまったけれど・・・でもやっぱり作っておきたい、と完成。 また毎号のレギュラー連載、今日の山ごはん、手ぬぐいコレクション、心の山小屋など、旅と山好きな人にぜひ手に取ってもらいたいシリーズです。写真集としても、読み物としても楽しめます。 1枚1枚プリントして手で折ってから中綴じしています。 B6サイズ/42p 「旅と山と、」その他の号はこちら https://honbafotori.thebase.in/categories/3114195
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早田町 -海を引き継ぐ若人- / No.32 久保 圭一
¥3,800
和歌山県尾鷲市早田町。人口わずか100人ちょっとの小さな漁村に代々受け継がれている「早田大敷」は、この町の伝統ある漁業だ。早田漁師の人柄、伝統を守りつつ新しいことにも挑戦していく若い漁師の姿がこの写真集におさめられている。 早田大敷を使って漁をする緊張の一瞬、魚を船上で血抜きする様子、大漁の旗を揚げられたことへの安堵感、船の帰りを待つ人々の背中、そして若い漁師たちの屈託のない笑顔。 海に生きる男たちとその町の、骨太な写真集だ。 余談だが、帯コメントにさだまさし氏が寄稿している。 レンズ越しではない生の人生がある 町の人々と共に生き 彼らを愛する温かい眼差しに満ちている ------------------------------- 尾鷲市早田町は人口約130人の大敷(定置網)のある小さな漁村。 -中略- 私は6年程前から早田町を撮り始めた。早田漁師の人柄、伝統を守りつつ新しいことにも挑戦していく若い漁師の姿に惹かれ撮り続けている。 -中略- 助け合いの精神。それに沿岸漁業は潮任せ、いい潮がくれば魚が採れる、魚が採れないからと自然に怒ってもしょうがない。不良が続いても良い潮が来て大漁になればみんな笑顔。漁師町全体が笑顔に包まれる。 大漁旗を揚げて入ってくる船、それを待つ人。 23×26.3cm 72ページ 3,800円
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旅と山と、vol.2 / No.0 saorin
¥800
旅と山の写真案内サイト「畔の窓」のアナログ版小冊子「旅と山と、」です。 畔の窓→http://mado.fotori.net/ vol.2はアルハンブラ宮殿/グラナダ/燕岳特集。 「畔の窓」で紹介しているコラムや写真はもちろんのこと、グラナダの街そぞろ歩きや燕岳の奇岩ウォッチング、また毎号のレギュラー連載、今日の山ごはん、手ぬぐいコレクション、心の山小屋など、旅と山好きな人にぜひ手に取ってもらいたいシリーズです。写真集としても、読み物としても楽しめます。 1枚1枚プリントして手で折ってから中綴じしています。中にトレーシングペーパーを挟むなど、手づくりならではの遊び心もプラスしています。 B6サイズ/42p 「旅と山と、」その他の号はこちら https://honbafotori.thebase.in/categories/3114195