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架空の街 / No.50 鈴木彩百
¥2,000
モノクロームで切り取られた街の断片。 無機質な街の表情が前後左右に現れ、時間、空間を超えた不思議な感覚にとらわれる。 どこかにこんな街があるのかもしれない。一つの空想小説を読んでいるような気持ちになった。 -------------------------------- きのう来た道は、今日の行く末を知っているのだろうか。 ビルの隙間の抜け道、ウィンドウのreflection、 いつもの街 あの曲角のその先へ ビルの裂け目から垣間見える架空の街。 ------------------------------------ 21×21cm 32p 2,000円
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トコヤ・ロード2 / No.35 林 朋彦
¥1,500
SOLD OUT
日本全国各地に、まだまだ昭和レトロな「トコヤ」があるのだなと、3作目のこの作品を見て改めて思う。 革張りの椅子、時計、カレンダー、ポスター、観葉植物。 店それぞれの個性はあるものの、それでもトコヤだからこそ共通の雰囲気がある。 これは「トコヤ」という名の室内装飾(=インテリア)カタログとも呼べるかもしれない。 カラー写真92点掲載 A5判 1500円
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HONG KONG 00 / No.49 龍郷みさき
¥2,000
混沌としたエネルギーがぎゅっと凝縮されている場所。 香港にはそんなイメージがある。 立ち並ぶ高層ビル、行きかう人々、きらびやかなネオン。近代的で華やかな表の印象と対照的に、古き良き時代の街並みも垣間見える。 感染症や香港の様々な出来事が起こる前。 チャンネルが次々と変わるように、どんどん変化していく街、香港がおさめられている。 14.8×14.8cm 48p 2,000円
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チャグチャグ馬コ / No.49 龍郷みさき
¥1,500
『チャグチャグ馬コ』とは、岩手選択無形民俗文化財のこと。 岩手・みちのくに200年以上前から伝わる、農耕馬に感謝するに及ぶ伝統行事だそうだ。 馬も、人も、神様もおめかし。 今日だけは、雪が多いみちのくの人々の暮らしに寄り添ってきた馬たちが主役だ。 色鮮やかな衣装を身に着け、鈴を鳴らしながら盛岡八幡宮まで練り歩く馬たちの表情が、誇らしげに見える。 14.8×14.8cm 36p 1,500円
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狛犬-KOMAINU- / No.49 龍郷みさき
¥2,500
神社仏閣の入口にそっと佇む狛犬。 もちろん存在は知っているけれど、こんなにも様々な狛犬たちがいるのか・・・!とびっくり。 基本、鋭い牙を持ち、がおーと吠えている勇ましい表情の子が多い気がするが、こんなのほほんとした顔の子もいるのか、と見ていて微笑ましい気持ちになる子も。 どこの神社仏閣に行けばこの子たちに会えるのか、おうちを知りたくなった(笑) 14.8×14.8cm 72p 2,500円
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HASHIMA / No.49 龍郷みさき
¥2,000
2015年に世界文化遺産に登録されてから一躍有名になった通称・軍艦島「端島」。 今ではきっと崩壊して見られない建物の写真もおさめられている。 炭鉱の仕事に従事した人々とその家族が、かつてここで生活していた。最盛期には東京の18倍、世界一の人口密度を誇った島。 建物が朽ちてゆく美しさ、儚さを感じる作品。 14.8×14.8cm 48p 2,000円
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A/001 / No.49 龍郷みさき
¥2,000
「波に乗るのと 馬に乗るのは よく似ている」 とある夏の日の奄美大島。 島には力強い原色の花や空や海。 食事に黒糖焼酎、島唄にあふれた島。ハブには要注意! 精霊のケンムンもそこに暮らすという、美しい島だ。 ずっと残していきたい島の風景、そこに暮らす人々、島のおいしいもの、受け継がれる伝統。 奄美大島の魅力がぎゅっと詰まった写真と詩のzine。 14.8×14.8cm 48p 2,000円
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Transient / No.48 樹条 空
¥1,500
SOLD OUT
”Transient”とは、”一時的な、儚い”という意味。 かぼそくも、儚くも、それでも聞こえる土からの声。 花たちの声に耳を傾けてみる。 --------------------------------------------------- 毎日を何気なく過ごしていると見逃しがちなものがあります。 その中でも小さく、何気なく目にしているもの。 それは植物です。 植物が教えてくれる声を聞いてみませんか… 18.7×18.7cm 20p 1,500円
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MY BOOK / No.48 樹条 空
¥500
タイトルは、MY BOOK。 サブタイトルは、Precious Memories。 特別なシーンではないけれど、心が動いた瞬間、素直にシャッターを切った写真たち。 樹条 空氏のMY BOOKだ。 21×21cm 32p 500円
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CURVE / No.33 MINEO YOSHIDA
¥2,000
”土が語ること”をテーマに、”草と土”、”樹木”、”人間”、”日々と光”の4つのカテゴリーにスポットをあてた1冊。吉田氏の力強い1枚1枚が、カタログのようにおさめられている。 ざらりとした手触りを感じる写真が多く、それらはまさしく土そのもののようだ。 18×24cm 114ページ 2,000円
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TOKYO MONO GRAPHICS / No.33 MINEO YOSHIDA
¥2,000
東京という街が、ひたすらモノクロフィルムで切り取られた1冊。 ダイナミックに切り取られた構図、生き生きとした動き、色はないのに、いや色がないモノクロの世界だからこそ、圧倒的なパワーをもって迫ってくる世界観。 This is TOKYO.そう紹介したくなる1冊。 18×24cm 108ページ 2,000円
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tocolier laboratory - Cyanotype,Photogram - / No.39 tocolier
¥800
物作りユニット、tocolierの実験室で生まれた作品。 古典的な日光写真、Cyanotype(=サイアノタイプ、青写真)と、印画紙の上に直接物を置いて感光させるなどの方法により制作されたフォトグラムとを、融合させた作品達。 藍色に白く抜かれた、花たちのフォルムやシルエットが美しい。 自然の造形美をシンプルに楽しめるzine。 A5縦 10ページ 800円
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かりそめ / No.18 菓子 京子/どあ*
¥1,000
SOLD OUT
近所の住宅街の一角の空き地が、にわかのお花畑に。 ナズナやムラサキハナナ、カモミールまでもが咲き乱れ、癒しのスポットになっている。 今はもう見られない美しい野草たちの姿を1冊にまとめている。 カモミール畑が時系列で変わっていっているのがおもしろい。 15×15cm 51ページ 1,000円
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砂の城 ~夢見る迷子~ / No.44 こだまん
¥1,200
こだまん氏にとっての光る砂、誰かにとっての光る砂。 楽曲「砂の城」の中のフレーズ、「少し悲しいけど思い出という名の光る砂が残るわ」の一節からもインスピレーションをもらっている1冊。 あなたにとっての光る砂はなんですか? 14.8×14.8cm 16p 1,200円
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讃歌 / No.1 早苗 久美子
¥1,000
東京で暮らしていると、見えてこないものがある。 土を耕し、苗を植え、収穫し、命をいただく。 昔から当たり前のように行われてきた、生きるための営み。 大地への神聖な祈りが聞こえてくるよう。 ------------------------------ 私たちは、 大地に根差し 地に足をつけ この土に生きる そして、いつか 故郷へ還る A5サイズ、26ページ 1,000円
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No.16 丸山 かおる /『Coming Home』創刊号 特集「虹とフラワーエッセンス」
¥600
SOLD OUT
植物の持つエネルギーを水へと転写して生まれるフラワーエッセンス。 エッセンスは、私たちの心と身体と魂に働きかけ、バランスを取ることで本来の健やかさへと導くのだそう。(創刊号・2pより) 創刊号は、虹がテーマ。七色の花と宝石のコンビネーション、また虹と関わりの深い花アイリスのエッセンスについても紹介。 B6サイズ 18ページ 600円
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a home away from home / No.7 伊藤 有子
¥2,000
“まるで自分の家のように居心地の良い場所”=“a home away from home” 2020年に惜しまれながら閉館してしまったHOTEL CLASKA。 伊藤氏にとってまさに“a home away from home”だったこの建物で過ごした時間を、1冊にまとめている。 家のようだけど家ではない。けれども旅先の宿よりはずっと自分に寄り添っている。 今はもうない素敵な空間、雰囲気が、伊藤氏の写真でずっと残るのだ。 --------------------------- 2020年12月に閉館したHOTEL KLASKA。 個性的な客室は、いずれも居心地の良い空間でした。 建物は無くなってしまったけれども、 日常を少し特別にしてくれたその場所は、写真として残り続けます。 A5サイズ 68ページ 2,000円
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多摩川河川敷 / No.8 金子美香
¥800
SOLD OUT
金子氏のフィールド、多摩川河川敷。 野に咲く花、羽ばたく鳥、草に止まる虫、流れる川。 特別ではないけれど、ささやかな幸福を感じられる写真たち。 日々めぐる季節を感じられる1冊。 ---------------------------------------------------------- いつも多摩川河川敷まで散歩をしている。 季節によって変わる景色。 自然を身近に感じられる場所。 草花はあっという間に繁殖の範囲を広げる。 野鳥のねぐらに、人々の憩いの場に。 今日も風を感じながら歩くのが楽しみだ。 A5スクエアサイズ、36ぺージ 800円
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No.16 丸山 かおる / 『Coming Home』第3号 特集「星とフラワーエッセンス」
¥600
SOLD OUT
フラワーエッセンスを題材にしたリトルプレス、第3号。 特集は「星とフラワーエッセンス」。名前に星を抱く花のエッセンスの紹介、占星術をベースにしたアストロエッセンスのケースレポートなど。 B6サイズ 18ページ 600円
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No.16 丸山 かおる『Coming Home』/ 第2号 特集「豊かさへといざなう花の療法」
¥600
SOLD OUT
フラワーエッセンスを題材にしたリトルプレス、第2号。 「豊かさ」をテーマに、さまざまなアプローチから特集。 花さんぽのページもあり、お花が好きな人におすすめの1冊。 B6サイズ 18ページ 600円
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安ちゃん、さるすべりってのはな、~unforgettable words~ / No.10 Andy's Photo Journey
¥3,000
2022年秋に開催された同氏の個展『安ちゃん、さるすべりってのはな、』に合わせて制作された、Andy氏のおなじみのシリーズ第4弾。 彼の中学時代の恩師、通った食べ物屋のご主人、そして毎年同じ道を共に歩くたびに、「安ちゃん、さるすべりってのはな、百日の紅って書いてさるすべりって読むんだ。・・・」と楽し気に話す元上司。 Andy氏の人生を通り過ぎた人たちが放った忘れられない一言が、写真とともに甦る。 記憶と回想。写真と言葉で綴られる、夏の記憶が色濃い一冊。 A5版縦、2022年11月発行 3,000円
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ここで種を蒔く / No.47 川原 和之
¥3,850
SOLD OUT
※銀行振込・コンビニ支払いの場合、1週間以内の決済が確認できない場合キャンセル扱いといたします。ご注意ください。 -------------------------------------- 川原氏の写真を初めて見た時、かつて自分が子どもだった時、例えば夏休みを過ごした田舎の家を思い出した。土の匂い、光の眩しさ、蝉の声。 見たことある気がするけど違う人の記憶。でもなんだか懐かしい。 祖父母から受け継いだ、自身の記憶を、川原さんは今度は自身の娘さんたちに託そうとしている。 写真はその瞬間を切り取り、永遠に焼き付ける。月日が流れることは、変わり続けることを意味する。 人の命には限りがあり、そしてまた人は成長していく。 祖父母と娘さんとの関係性も、少しずつ変わっていくのだろう。 人は生き続ける限り、変わることを受け入れていかなければいけない。 川原氏は、そんな人の宿命を、写真という形で符号をつけているのかもしれない。 ----------------------------------- 幼かった頃、両親が共働きだったため、学校から帰ると祖父母と過ごすことが多かった。祖父は、朝早くから畑仕事に精を出し、祖母は夜遅くまで薄暗い明かりの下でミシンの内職をしていて、一日中休むことなく働いていた。 祖父母からはいつも土の匂いがして、僕はその匂いが好きだった。 実家を離れて生活するようになり、写真に興味をもつようになってから祖父母にカメラを向けるようになったことはごく自然なことだった。 あるとき、ファインダーを通して祖父母と娘を見ていると、自分の幼い頃にタイムスリップしたような感覚を覚えた。懐かしさとともに、湧き上がる祖父母に対する幼き日の想い。 それは僕を今まで支えてくれていた記憶だった。 この写真は祖父が亡くなり、その後次女が生まれ、長女が小学生になるまでの10年分の家族の記録だ。 子どもの頃から永遠に続くと思っていた実家の景色も祖父を失ってから、少しずつ変わっていくけれど、祖父が残した畑に立つ祖母の姿だけは今も変わっていない。 僕は、祖母がカメラの前に立ち、伝えようとしてくれたことを娘に伝えたいと思う。 いつの日か訪れる実りの日を待ちながら。 ------------------------------------- 写真集仕様: サイズ:A5(148×210mm・厚さ約13mm):表紙+本文100P 表 紙:布クロスA細布 細布SF420 S-120(生成):表1・背 箔押し1C(カラー赤)、表1 デボス加工あり 題 箋:アートタック:カラー4C/0C 本 文:b7トラネクスト(99K):カラー4C/4C 見返し:NTラシャ(100K)びゃくろく 製 本:上製本、角背、本文PUR固め、題箋貼り
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軒に咲く / No.46 金川 信江
¥1,650
台東・浅草の街に根付く祭りの伝統。それを彩るのが軒花提灯だ。 この街に住んでずっと景色を見てきた金川氏だからこその作品。 ---------------------------------------------------- 立夏から夏至までの週末、欠かさず順に祭りで賑わう東京の下町、台東区。 御神輿の氏神様を迎える準備として掛ける軒花提灯を、民家や店の軒先、ビルの入り口など、今でも多く見かける。古くから続く祭りの日を、今年も迎えられたことを心から喜び楽しみ、この先の平穏を願い、人を街を愛する気持ちが通りに向かって溢れでる。 過去、現在、未来を感じるその光景は、神社の境内から少し離れ、晴れがましくも日々の暮らしに最も近い。 14.8×14.8cm 32p 1,650円
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blurs. / No.22 市ノ川 倫子
¥2,200
重ねることが市ノ川の作品の本質。 重ねることで作品は質量を増していく。 それが、今回のシリーズ「blurs.」では、重ねているはずなのに軽やかだ。 今までの作品たちが全て昇華され、繊細な結晶だけが残ったような印象を受けた。 ---------------------------------------------- 生きることは 一瞬一瞬の 積み重ね 嬉しい 楽しい 苦しい 悲しい 様々な想いを抱えるごとに 浮かび上がるもの 削ぎ落され消えゆくもの それぞれの輪郭が 霞んで 滲んで 溶け合っていく 一枚一枚が 偶然に重なり合って生み出す 最も美しい瞬間を 留めおきたくて シャッターを切って残すのです A5変形(14.8×14.8cm)32ページ 2200円