Iceland / No.23 藤川 すみれ

¥ 1,300

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※送料は別途発生いたします。詳細はこちら

送料について

この商品の配送方法は下記のとおりです。
  • クリックポスト便

    全国一律 300円
通報する

どこまでも広がる荒涼とした大地。
温泉からたちこめる水蒸気。
ごつごつとした岩。へばりつくように咲く草花。

アイスランドと聞いて、浮かんでくるのはそんなイメージだ。
まぎれもなく地球上の国なのだが、どこか遠い惑星のような、そんな場所。

このzineの前半はまさしくアイスランドらしい写真が続くが、後半になると少し印象が変わる。
人々が暮らす家の屋根、窓から差し込む光、花びんに生けられた花。
最果ての異国の地にも、そこに暮らす人々がいる。

圧倒的な自然と、そこに暮らす人々。
どちらの気配も感じられる一冊だ。

----------------------------------------------------------

『白い、白い日』
私はアイスランドを旅しながら、昔読んだ詩集のタイトルを思い出していた。
冬、車窓からの景色は白い雪景色がどこまでもつづいていた。冬の日照時間はとても短い。夕暮れのような朝焼けを見て朝が夜に変わってしまった!と驚いた。
二度目に訪れた時は夏で、手袋がしたいほど寒かったけど至る所で見つける光の当たった花たちがとても綺麗だったのを覚えている。
私はこの国の壮大な滝や空や氷、温泉や霧や蒸気といった自然のものに完璧に圧倒され、すっぽりとのみこまれた。
人間もやがては自然に還っていくだろうことを考えながら、不思議と美しさや孤独を感じた。



A5版縦、48ページ 1300円